さくらのクラウド実力すごい

映像配信

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ベンチマークにてさくらのクラウドが一番優れている結果になった。

実際に、映像配信してみたらどうかを確認した。

nginx + rtmp-module を利用して rtmp://配信を行う。rtmpでpublishを受け、これをffmpeg -I にて3本分にエンコードし直し、配信を行ってみた。

さくらのクラウドでもさすがに、プラン/1Core-1GBではきついらしく、CPU使用率が高くなり、エンコードが時々追いつかない現象が出ていた。そこで、プラン/2Core-1GBにスケールアップして再開したところ、スムーズに映像配信できるようになった。

プラン/2Core-1GB 3,564/月

これに比べて、Cloudnは、プランv2 2CPU 4GB で試すもエンコードが追いつかない。CPU使用率を見てもあまり高くないのになぜ?と思うのだが。プランv4 4CPU 8GBにして、処理が追いつかないのが軽減、さらに3本エンコードしていたのを2本に減らしてやっとスムーズに配信されるようになった。

プランv4 4CPU 8GB 12,400/月

結論としてさくらのクラウドは圧倒的なコストパフォーマンスである事が分かる。BYTE UNIX Benchmarksをした際に

Cloudn
CPU 0: QEMU Virtual CPU version (cpu64-rhel6) (3990.4 bogomips)

と、どんなCPUを利用しているかよくわからないなと思っていた。

さくらのクラウド
CPU 0: Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2650 v3 @ 2.30GHz (4589.4 bogomips)

では、Xeonと表示される事もあり、CPU使用率を計測していてもVirtualの場合は割り当てが甘いのか、完全な使用率という形がでないのかなと勝手に思った。Cloudnは、プラン vQという最安プランが月額450円で始められるのが魅力である。1024kbps程度のビットレートで、負荷をかけない形(再エンコしない)であれば、この最安プランでも安定して映像配信できる事も確認しているので、Cloudnも使い方でコスト削減につながると考えられる。

参考 3本エンコードの状況

application live {
live on;
exec /usr/bin/ffmpeg -i rtmp://localhost/live/$name
-c:a copy -c:v copy -preset veryfast -f flv rtmp://localhost/multi/$name
-c:a aac -strict -2 -b:a 64k -c:v libx264 -x264opts bitrate=256:vbv-maxrate=256:vbv-bufsize=256 -rtbufsize 100M -bufsize 256k -preset veryfast -f flv rtmp://localhost/multi/$name_lw
-c:a aac -strict -2 -b:a 64k -c:v libx264 -x264opts bitrate=512:vbv-maxrate=512:vbv-bufsize=512 -rtbufsize 100M -bufsize 1024k -preset veryfast -f flv rtmp://localhost/multi/$name_md
-c:a aac -strict -2 -b:a 128k -c:v libx264 -x264opts bitrate=1024:vbv-maxrate=1024:vbv-bufsize=1024 -rtbufsize 100M -bufsize 2048k -preset veryfast -f flv rtmp://localhost/multi/$name_hi 2>>/tmp/log;

on_publish http://localhost/publishauth/auth.php;

allow play 127.0.0.1;
deny play all;
}

 

 

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