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2回変換するとその次に変換できない
スペースキーを押して、日本語変換しますが、急に2回変換した後、いくらスペースキーを入力してもその後の変換候補が出なくなってしまいました。
どうやら新しいMS-IMEの不具合のようです。正常な状態ではこのように変換候補が出てきます。
対処方法はとても簡単です。Windows11でも同様の問題があるとの報告がありますが、私の環境では、Windows11にした後、下記対処はしなくても正常にMS-IMEで文字変換できています。
解決方法
右下、タスクインジケータの「あ」のマークを右クリックしして設定を開きます。
設定の中で「互換性」 → 以前のバージョンのMicrosoft IMEを使うを「オン」にします。
Windows11の場合
Windows11では、タスクインジケータの「あ」のマークを右クリックして設定をクリックし、「全般」を選択します。
互換性の項目をオンにします。
※私の環境は2022/4/26現在 Windows11にて、互換性をオンにしなくても正常に動作しています。
古いバージョンのIMEでは「プロパティ」
古いバージョンのIMEを利用している場合は「プロパティ」と表示されます
不具合情報
- “ImeMode”プロパティを利用する特定のアプリで入力モードが期待した通りに切り替わらない
- 「Microsoft Excel」などの一部アプリで「Microsoft IME」を使用している場合、マウスでドラッグしようとするとエラーが表示されたり、アプリが応答しなくなる
- 「Microsoft IME」が有効になっているのにWindows Forms(WinForms)アプリの“DataGridGView”の要素に入力した最初の文字が英字になる
残りの4件はまだ調査中となっているが、11月下旬には解決されるようだ。
- 新しい日本語版「Microsoft IME」で“ImmGetCompositionString()”が予期せず全角ひらがなを返す
- 特定の状況下で「Microsoft IME」からキーボード入力を受けとれない。入力オプションが制限されていたり、“WM_CHAR”メッセージを直接処理している場合に発生するようだ
- “SetInputScope () API”でアプリの変換モードを変更または設定した場合、日本語用「Microsoft IME」が期待どおりに動作しない
- 日本語版「Microsoft IME」でタスクバーのインジケーターのモードが正しく反映されない場合がある
引用 「May 2020 Update」以降の新「Microsoft IME」で発生している互換性問題、11月下旬に解決へ
Windows 10 バージョン 20H2 および Windows Server、バージョン 20H2 の更新プログラム
Microsoftの情報から解決している模様
MicrosoftのMS-IMEの不具合情報を確認すると、Windows 10 バージョン 20H2 および Windows 10 バージョン 2004にて起こっている問題のようです。
この問題についてはすでに修正プログラムが提供されているため、WindowsUpdateを行い修正プログラムを適用するのが、一番スマートな解決方法だと思います。
注 互換性設定を長期間使用するのではなく、この問題の影響を受けるユーザーのための一時的な回避策として使用することをお勧めします。