TaggedVLAN対応のPoEスイッチを探していました。少し前までは、NETGEAR製品をよく利用していたのですが、最近はTP-LINKのメタル筐体製品が安くなってきたので、TP-Linkを利用しています。
調子も良くて。
TaggedVLAN対応製品5ポート搭載品で最安7000円程度で購入できる製品があり、びっくり。今までTP-LinkのPoEスイッチはたくさん使っていて、壊れていない、安定性があります。それも最近の製品は5年保証からライフタイム保証に切り替わっていて。
10/100/1000Mbps RJ45ポート × 5
ファンレス
規格:802.3 af/at
PoEポート:1~4ポート
供給電力:65W
同時に最大32のVLAN (4K VLAN IDのうち)
MTU/ポート/タグ VLAN
管理画面 (GUI)
Easy Smart Configuration Utility
金属製筐体
この性能で7,000円。
5年保証付きです。大きさは、TL-SG1005LPと全く同じ。
設定には専用ユーティリティを利用します。Easy Smart Configuration Utility をインストールします。
インストール後実行すると、こんな感じで対象のスマートPoE+スイッチを探してくれます。
ログイン loginボタンを押すと、認証画面がでてきます。
ユーザ名:admin
パスワード:admin
です。
すると、パスワードを変更するよう求められます。
ファームウェア更新します
ハードウェアに設定してある現在バージョンが2022年版のようですので、2023年版のファームがあります。
ダウンロードしたファームウェアを指定し、システムアップグレードさせます。
落としてきたZipファイルは、一度回答して、binファイルがある状態にして指定します。
更新完了しました。
肝心なVLAN機能です。
802.1Q VLAN Statusを Enableにすると、タグVLAN設定ができるようになります。
管理VLANをVLAN ID 1000として設定してみます。
こんな感じなりますね。
気になるのはDefault VLANの存在ですね。これ、管理VLANとうまく設定しないと、いきなりアクセスできなくなりそう。
Easy Smart Configuration Utility の仕様が、同じセグメントにあるDeviceを探してくるようなので、違うセグメントにある(ルーティングしてアクセスできるようになっている)TL-SG105PEは設定できないな。
何か方法はないものかと思っていたら、webベースの管理画面がありました。最初は、アクセスできずに困っていましたが、
https://192.168.0.1(初期IP)
ではアクセスできない事がわかりました。SSLに対応していません。
有線LANでHUBとつながっていれば、同じセグメントにいなくてもアクセス可能です。設定画面を開く事ができます。これは便利かも。
スイッチのデフォルトのIPアドレスは192.168.0.1
admin,admin
webベースの管理画面対応とうたってありますが、いざブラウザでアクセスしようと思ってもアクセスできない。ちょっと悩みましたが、
https
ではアクセスできません。
でアクセス可能になりました。
う~ん、これなら、Easy Smart Configuration Utilityインストールしなくてもよかった。
webベースでも、Utilityと同じ設定が可能です。
Default VLANとは別にManagerVLANを作成そのポートは5ポートにして、PVIDを5ポートだけ、1000にしました。
Default VLANは、物理ポート、Taggedポートからも外しましたが、管理画面にはアクセスできたり、できなくなったり不安定な挙動してました。時々、Default VLANでないと管理画面にアクセスできない スマートスイッチがありますが、やっぱりDefaultVLANは利用できるようにしておかないとダメみたいです。
以下の状態だとダメだった。
特に利用はしないのですが、DefaultVLAN,VLAN ID=1 をポート5のTagged設定したら安定して利用できるようになりました。
Port5が、Taggedを管理するためのポートで、親のTaggedポートからLAN配線して接続するポートです。