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Office365で、というか普通のOutlookで、メール送信時、BCCに自分のアドレスを入れる方法です。Thunderbirdを利用していた時は、簡単に設定できたので、Outlookではこうやったらできるという方法です。
CCに自動的にメールアドレスを入れたい場合
ルール機能を利用する
新しいルールを作成し、送信メッセージにルールを適用します。
![](https://www.techlive.tokyo/wp-content/uploads/2019/11/shiwake01.jpg)
このコンピュータで送受信を行った場合のみ
条件を指定できます。
このコンピュータで送受信を行った場合とすれば、基本的に自分のパソコンからOutlookを立ち上げて送信するメールすべてに適用されるようになります。
![](https://www.techlive.tokyo/wp-content/uploads/2019/11/shiwake02.jpg)
CCに追加
メールを送信するときにCCに自動的にアドレスを追加してもらいます。
![](https://www.techlive.tokyo/wp-content/uploads/2019/11/shiwake03.jpg)
BCCに宛先を入れたい
上記ルールの設定で、BCCも設定できればいいのですが、、、。(+_+)
残念ながらできないようで、やっぱりVBAを利用して設定する必要があるようです。
詳しくはこちら
証明書を作成
32bitバージョンの場合
C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\Office16
64bitバージョンの場合
C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16
![](https://www.techlive.tokyo/wp-content/uploads/2019/11/shiwake06-700x221.jpg)
SELFCRETを実行して、自己証明書を作成します。これがないとマクロが動きません。
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2021/08/image-36.png)
マクロの設定
すべてのマクロに対して警告を表示する
![](https://www.techlive.tokyo/wp-content/uploads/2019/11/shiwake04-700x505.jpg)
これを設定しておかないと、今から設定するVBAが動きません。
最新バージョンのOffice365では、「トラストセンター」という名称に変更されていました。
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2021/08/image-4-700x505.png)
VBAを書く
Outlookが起動している状態で、Alt + F11キーを押して、コードエディタを起動しコードを入力します。
![](https://www.techlive.tokyo/wp-content/uploads/2019/11/shiwake05-700x379.jpg)
Private Sub Application_ItemSend(ByVal Item As Object, Cancel As Boolean) Dim objMe As Recipient Set objMe = Item.Recipients.Add("ここにメールアドレスを入れる") objMe.Type = olBCC objMe.Resolve Set objMe = Nothing End Sub
自己証明書を指定する
コードエディタのツール → デジタル署名
![](https://www.techlive.tokyo/wp-content/uploads/2019/11/shiwake07-700x375.jpg)
最初の手順で作成した自己証明書を指定します。
まとめ
CCまたはBCCに、メール送信時自動的にメールアドレスを入れる方法は2通りあります。
1.CCに自動的にメールアドレスを入れたい場合はルールで設定可能
2.BCCに自動的にメールアドレスを入れたい場合は、VBAにてマクロを作成する