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はじめに
Let’s Encryptの証明書更新を自動化してくれる便利な win-acme。 ある日突然、タスクスケジューラで「起動に失敗しました(エラー値: 2147942402)」と出て更新が止まってしまうことがあります。
今回は、このエラーの原因と、最短で復旧させる手順を解説します。
1. エラーの原因は「ファイルの場所」
エラーコード 2147942402 は、Windowsシステムにおいて 「ファイルが見つかりません(ERROR_FILE_NOT_FOUND)」 を意味します。
よくあるパターン: 最初は
Downloadsフォルダでとりあえず実行して設定したけれど、後でフォルダを整理したり、別の場所に移動したりしませんでしたか? タスクスケジューラは律儀に「最初に入っていた場所」を探しに行き、いなくなったwacs.exeを見て立ち尽くしている状態です。
2. 復旧のための3ステップ
ステップ1:プログラムを「永続的な場所」へ移動
まずは wacs.exe を含むフォルダを、誤って消したり移動したりしない場所に配置します。
- 推奨:
C:\tools\win-acmeやC:\Program Files\win-acmeなど
ステップ2:win-acmeを管理者権限で実行
新しい場所にある wacs.exe を右クリックし、「管理者として実行」 します。 このとき、画面に Scheduled task points to different location(タスクの場所が違うよ!)と警告が出ていれば、ツールが正しく問題を検知しています。
ステップ3:タスクの修復(ここが重要!)
メニューから以下の順に操作して、タスクスケジューラの設定を書き換えます。
- [O] More options… を選択
- [S] Create or update scheduled task を選択
- ※これで、現在の正しいパスでタスクが上書きされます。
- ユーザー指定の質問には「Enter」で回答!
Do you want to specify the user the task will run as? (y/n*)と聞かれます。- ここで
yを押すとユーザー名の入力を求められて複雑になるため、そのまま Enter(デフォルトの No) を押すのがコツです。 - これにより、最も安定する
SYSTEMアカウント権限で自動登録されます。
3. まとめ
win-acmeの自動更新エラーは、「プログラムの場所を固定して、ツール内からタスクを上書き更新する」 だけで簡単に直ります。
- エラー 2147942402 = パスが間違っている
- 対策 = 新しい場所で
wacs.exeを開き、タスクを更新する
これで次回の更新期限も安心ですね!
おわりに
もしこれでも直らない場合は、一度タスクスケジューラから該当のタスクを削除して、再度 win-acme から作り直すのが確実です。
