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現在のバージョンを調べる
スタートメニューから、PostgreSQL 12 の SQL Shell(psql)を開く

select文を発行する事でバージョン情報が表示される
postgres=# select * From version();
version
------------------------------------------------------------
PostgreSQL 12.1, compiled by Visual C++ build 1914, 64-bit
(1 行)
現行バージョンは
12.13

リリースノートの確認

このアップデートでは、過去数か月間に報告された 25 を超えるバグが修正されています。
更新方法について
すべての PostgreSQL 更新リリースは累積的です。他のマイナー リリースと同様に、ユーザーは、
pg_upgrade
この更新リリースを適用するために、データベースをダンプしてリロードしたり、使用したりする必要はありません。PostgreSQL をシャットダウンしてバイナリを更新するだけです。1 つ以上の更新リリースをスキップしたユーザーは、追加の更新後の手順を実行する必要がある場合があります。詳細については、以前のバージョンのリリース ノートを参照してください。
詳細については、 リリース ノートを参照してください。
より詳しい12のリリースノート
12.X を実行している場合、ダンプ/復元は必要ありません。
リリースノート
基本的にはダンプ復元は不要と書いてありますが、古いマイナーバージョンからのアップデートについては、機能がエラーを起こす可能性があり、細かい注意点が累積されています。これ、こまめにアップデートしていった方が良さそうですね。
とりあえず、そんな特殊な機能は使っていないから大丈夫だろうと思うのでバージョンアップしてみます。
バックアップ
万一、バージョンアップして動かなくなったら嫌なので、DBファイルは予めバックアップします。テストサーバなどを用いて、そのDBファイルがちゃんと復元できる事も確認しておきます。

実行ファイルを準備
postgresql 12.13 のWindows実行ファイルをダウンロードしておきます。

Postgresqlサービスを停止
現在動いているPostgreSQLを停止します。

PostgreSQL実行ファイルを実行する
ダウンロードした実行ファイルを起動します。
postgresql-12.13-1-windows-x64.exe

デフォルトのまま次へをどんどんくりっくしていくとインストールが始まります。


バージョンアップ完了

完了すると、勝手にPostgreSQLサービスは起動する。コンピュータは再起動するように促されるけど、とりあえず再起動しなくても、データベースは動いている。

バージョン確認
ちゃんとバージョンが上がっているか確認します。
postgres=# select * From version();
version
-------------------------------------------------------------
PostgreSQL 12.13, compiled by Visual C++ build 1914, 64-bit
(1 行)
12.13にちゃんと上がってました。
PostgreSQLのサポート期間の考え方
PostgreSQLのサポート期間は5年
PostgreSQL グローバル開発グループは、最初のリリースから 5 年間、メジャー バージョンをサポートします。5 周年を迎えると、メジャー バージョンには修正を含む最後のマイナー リリースが 1 つあり、サポート終了 (EOL) と見なされ、サポートされなくなります。
バージョニング ポリシー
例えばバージョン12は、2019年にリリースされており、2024年までがサポート期間となっています。
12 | 12.13 | はい | 2019年10月3日 | 2024 年 11 月 14 日 |
Postgresのマイナーバージョンアップは結構簡単
PostgreSQL Windows版のマイナーバージョンアップは簡単に進みます。サービスを停止することくらいでしょうか。後は、実行ファイルをダウンロードして、インストールしてしまえばOK。
手順を良く把握しておけば、5分程度の作業で進みますね。