本ページは広告が含まれています。気になる広告をクリック頂けますと、サーバ運営費になります(^^
NAS2E3215
古いQNAPのNASを引っ張り出してきて、Windows2022サーバからiSCSIディスクとして設定してみます。
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-25-700x303.png)
ストレージ&スナップショット を開きます
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-27-700x363.png)
iSCSI & ファイバーチャネル を開きます。すると、ダイヤログが現れます。
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-28.png)
今すぐ有効にします。クイックコンフィギュレーションウィザードを起動します。
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-29.png)
iSCSIターゲット作成
iSCSIターゲット作成ウィザードが起動します
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-30-700x453.png)
次へをクリックし、ターゲットの名前を作成
名前 scnas
ターゲットエイリアス sc
とする
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-31-700x448.png)
認証しなくてもよい形でターゲット作成します
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-32-700x450.png)
最後の確認
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-34-700x442.png)
ブロックベースLUN作成
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-35-700x440.png)
ロケーション +をクリックし、ストレージプールの作成に入ります。
ストレージプールの作成
機能がありすぎてこんがらがりますが、Qtierを有効化異なるタイプのドライブ(SSD,SAS,SATA)など一つのドライブプールに指定する事ができます。
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-36-700x444.png)
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-37-700x446.png)
この先に進めなくなったので、ファイルベースLUN作成に切り替え。恐らく、ディスク領域のまだ割り当てられていないボリュームを指定する必要があるが、すでにファイル容量として割り当てられているため、空きがない、選択できるディスクがない状態
ファイルベースLUN作成
ブロックベースLUN作成画面の「ファイルベースLUN」という青い文字をクリックすると、ファイルベース作成ウィザードが起動
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-35-700x440.png)
ファイルベースLUN作成ウィザードで、そのまま次へ
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-39-700x443.png)
とりあえず
LUN名:scans_0
LUN容量:1TB
で、設定する
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-40-700x447.png)
確認画面
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-41-700x443.png)
iSCSIターゲット準備完了
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-42-700x358.png)
Windows2022設定
iSCSIイニシエータを起動
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-43-700x452.png)
サービスが実行されていない旨の警告がでるので、「はい」を押して稼働
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-44.png)
ターゲットのIPアドレスを指定
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-45.png)
クイック接続ボタンを押すとさっき作成したターゲットが検出される
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-46.png)
完了ボタンを押すと、接続完了となった
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-47.png)
マウントする ボリュームとデバイスの「自動構成」ボタンを押せばOK
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-48.png)
フォーマット
不明なDISK1 ができているので、これをフォーマットすれば使える
オンライン → ディスクの初期化
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-49-700x455.png)
iSCSIディスクができた
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/02/image-50-700x455.png)
フォーマット済みのディスクをマウントする場合
フォーマット済みのディスクは、下記のような形でオフラインでディスク管理に表示されます。
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/image-36-700x150.png)
オンラインに変更します
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/image-37.png)
オンラインになりました。
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/image-38.png)
Eドライブとしてマウントされました。
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/image-39.png)
iSCSI 複数台でマウントできる?
iSCSIの仕様上、複数台でのマウントは可能なようです。サーバからディスクをマウントして、さらにほかのサーバからマウントしてもマウントできました。
切断できない時
iSCSI イニシエータ上から切断しようと思いましたが、切断できない(/_;)
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/image-52.png)
コンピュータの管理 → 該当ディスクを右クリック → オフライン
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/image-53.png)
オフラインにすると、こんな表示になります。
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/image-54.png)
この状態で、iSCSI 無事に切断できました。
複数セッションを可能にする
複数台のサーバから、iSCSI でマウントできるようにするには、メニューから iSCSI Managerを起動し
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/image-55-700x236.png)
Target → 操作:編集 → 詳細 → 複数セッションを許可
![](https://techlive.tokyo/wp-content/uploads/2023/09/image-56-700x488.png)
とする事で、複数台のサーバにてiSCSIとしてマウントする事が可能です。
ただ、1台のサーバからフォルダなど編集すると、もう一台からはアクセス不能になったり、都度切断して、再マウントするなどの必要がありました。もっと設定方法があるのかもと思いながら、そこまで深堀できていません。