本ページは広告が含まれています。気になる広告をクリック頂けますと、サーバ運営費になります(^^
NAS2E3215
古いQNAPのNASを引っ張り出してきて、Windows2022サーバからiSCSIディスクとして設定してみます。
ストレージ&スナップショット を開きます
iSCSI & ファイバーチャネル を開きます。すると、ダイヤログが現れます。
今すぐ有効にします。クイックコンフィギュレーションウィザードを起動します。
iSCSIターゲット作成
iSCSIターゲット作成ウィザードが起動します
次へをクリックし、ターゲットの名前を作成
名前 scnas
ターゲットエイリアス sc
とする
認証しなくてもよい形でターゲット作成します
最後の確認
ブロックベースLUN作成
ロケーション +をクリックし、ストレージプールの作成に入ります。
ストレージプールの作成
機能がありすぎてこんがらがりますが、Qtierを有効化異なるタイプのドライブ(SSD,SAS,SATA)など一つのドライブプールに指定する事ができます。
この先に進めなくなったので、ファイルベースLUN作成に切り替え。恐らく、ディスク領域のまだ割り当てられていないボリュームを指定する必要があるが、すでにファイル容量として割り当てられているため、空きがない、選択できるディスクがない状態
ファイルベースLUN作成
ブロックベースLUN作成画面の「ファイルベースLUN」という青い文字をクリックすると、ファイルベース作成ウィザードが起動
ファイルベースLUN作成ウィザードで、そのまま次へ
とりあえず
LUN名:scans_0
LUN容量:1TB
で、設定する
確認画面
iSCSIターゲット準備完了
Windows2022設定
iSCSIイニシエータを起動
サービスが実行されていない旨の警告がでるので、「はい」を押して稼働
ターゲットのIPアドレスを指定
クイック接続ボタンを押すとさっき作成したターゲットが検出される
完了ボタンを押すと、接続完了となった
マウントする ボリュームとデバイスの「自動構成」ボタンを押せばOK
フォーマット
不明なDISK1 ができているので、これをフォーマットすれば使える
オンライン → ディスクの初期化
iSCSIディスクができた
フォーマット済みのディスクをマウントする場合
フォーマット済みのディスクは、下記のような形でオフラインでディスク管理に表示されます。
オンラインに変更します
オンラインになりました。
Eドライブとしてマウントされました。
iSCSI 複数台でマウントできる?
iSCSIの仕様上、複数台でのマウントは可能なようです。サーバからディスクをマウントして、さらにほかのサーバからマウントしてもマウントできました。
切断できない時
iSCSI イニシエータ上から切断しようと思いましたが、切断できない(/_;)
コンピュータの管理 → 該当ディスクを右クリック → オフライン
オフラインにすると、こんな表示になります。
この状態で、iSCSI 無事に切断できました。
複数セッションを可能にする
複数台のサーバから、iSCSI でマウントできるようにするには、メニューから iSCSI Managerを起動し
Target → 操作:編集 → 詳細 → 複数セッションを許可
とする事で、複数台のサーバにてiSCSIとしてマウントする事が可能です。
ただ、1台のサーバからフォルダなど編集すると、もう一台からはアクセス不能になったり、都度切断して、再マウントするなどの必要がありました。もっと設定方法があるのかもと思いながら、そこまで深堀できていません。