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ロリポップマネージドクラウドが、アクセスできなくなる事があるので、急きょ性能的に匹敵しそうなものをチョイスしてみました。
さくらのレンタルサーバのビジネスプロプランは、2週間無料で利用できるため、イベント直前にバックアップサーバとして構築しました。万一、ロリポップマネージドクラウドが長時間利用できなくなった時にすぐに公開できるように作ったサーバで、コンテンツ内容は同じ構成をコピーしました。
ロリポップマネージドクラウドでは、コンテンツキャッシュ機能も採用しています。
ページ表示速度対決
ロリポップマネージドクラウド
PageSpeed Insightにて、表示速度を計測しました。
PageInsightでは、表示速度が確認できます。ホームページの作り自体を軽く表示速度を上げる事が必要かなと思われますが
さくらのレンタルサーバー ビジネスプロプラン
PageInsight比較
若干ではあるものの、さくらのビジネスプロプランの方が表示速度が速い結果でした。
負荷テスト対決
無料の負荷テストツール LoadImpactを利用してテストしてみました。
50ユーザが1分間にアクセスしてくテストです。
ロリポップマネージドクラウド
徐々にページ表示に時間がかかる事が分かりますが、コンテナ起動後ページ速度が落ち着くのが分かります。2つ表示速度の山が出ますが、それ以降は表示速度はかなり低い位置でおさえられているのが分かります。
ロリポップマネージドクラウドの、トラフィック量変化
転送量48.75を記録している時が、50ユーザアクセスのピークです。
念のため、コンテンツキャッシュ機能を無効にして負荷をかけてみました。
コンテンツキャッシュ機能が効いている時と比べると、3つ目以降の山に変化が出るようです。若干ですが、表示速度が遅くなる傾向があります。
さくらのレンタルサーバー ビジネスプロプラン
表示速度の山が複数回出てくる感じです。ロリポップマネージドクラウドに比べて、初回表示の後も、初回と変わらないくらいの表示速度(遅い)が出ます。
LoadImpact比較
コンテンツキャッシュ機能が有効になっているロリポップマネージドクラウドは、負荷が増えてきても優秀なページ表示速度を保てるようです。それに引き換え、さくらは、負荷に従って表示速度が遅くなるという事はないものの、初回表示と同じくらいの表示速度でページが表示されます。
まとめ
やっぱりロリポップマネージドクラウドのコストパフォーマンスは非常に高いと思います。数万人規模のイベントでも、アクセスを十分にこなす事ができます。
1時間あたり2,640のピークを出した時も、まったく問題なくweb閲覧可能でした。
また、このイベントの時にはさすがにコンテナ起動数がバカにならないだろうと思っていたのですが、案外いつもと変わらない請求金額になりそうです。
ロリポップマネージドクラウドの弱点は、何時にどのくらいのコンテナが起動されたかなどの分析ができない事。コンテンツキャッシュ機能を有効にした際もヒット率がどれくらいなのかが分からないところにあります。
さくらのビジネスプロプランも、50ユーザくらいの瞬間アクセスは十分処理する能力は持っていますが、定額4,628円で、ロリポップマネージドクラウドよりも高くつきます。
ロリポップマネージドクラウドは必要な時に必要なだけのリソースが割り当てられるので、とってもお得ですね。
イベントなど急激なアクセス数増加が見込まれるような使い方はロリポップマネージドクラウドで。
大容量500GBを安定的に利用したい場合はさくらのレンタルサーバ ビジネスプロプランで。
というようなすみ分けができそうです。