基本的にはこの手順にのっとって、作成すればいいよって事なんですけど、小難しくて、エラーが出ると原因も分からず苦労しました。
作成すると、DmainjoinedCheck でエラーが発生し、「このチェックが失敗した場合、致命的であり、接続は成功しません。」と、構築に失敗する事続けていました。
最終的に構成したのは以下の通り、うまく動きました
Azure Virtual Desktop は、クラウド上で実行されるデスクトップおよびアプリの仮想化サービスです。(永続的な) 個人用デスクトップを提供できるので、個々人が自分のマシンを保有しているような感覚を持たせることができます。
クライアントは以下から接続する事が可能です
Windows デスクトップ
Web
macOS
iOS
Android
Azure Virtual Desktopにて利用する仮想ネットワークを追加します。
すべてのサービスの中から、仮想ネットワークを選択
仮想ネットワークから作成ボタンをクリック
基本設定
仮想ネットワークで作成するIPアドレスを指定します。サブネットも指定します。
この情報で仮想Subnetがデプロイ(設置)されます。
ホスト プールは、Azure Virtual Desktop 環境内にある、1 つまたは複数の同一の仮想マシン (VM) (”セッション ホスト” ともいう) をまとめたもの
チュートリアル: ホスト プールを作成する
中々言葉で表すと難しいですけど、仮想マシンをまとめた単位をプールっていてます。ホストをプールしてるって意味ですよね。
セッションホストって言われると何?と思うのですが、平たく言えば仮想マシンの追加の事です。仮想マシンを追加するのも、Poolの作成と同時にできますので、Pool作成時に作って構いません。
仮想マシンの項目、マシンの合計をクリックし、
セッションホストの画面で追加をクリック
VMサイズは、とりあえずテストなので、一番安いものを選択。月間10ドル程度。安いのはいいのですが、実際月間10ドルのやつは遅すぎて使い物になりませんでした。
作成した仮想Networkを選択
ここでWindows11を選んだのがいけなかったのか、何回構築してもDomainjoinedCheckでひっかかり正常に接続できない状況となりました。ちゃんと構築できたイメージは
Windows10 Enterprise multi-session,version 21H2
でした。
参加するドメインには Azure Active Directoryとした。
新しいVMが完成しました。
アプリケーションから変更する事が可能です。
接続アプリから、接続する際に、権限がないと接続できません。接続アプリにログインしておくと自分に割り当てられたマシンが表示されるというようなイメージです。
Azure Active Directoryにあるユーザを割り当てておいて、このユーザでログインします。
出典:個人用デスクトップ ホスト プールの割り当ての種類を構成する
ホストプールにある、左メニューのアプリケーショングループはここをクリックします。
表示されたアプリケーショングループをクリックします。
割り当てをクリックすると、ユーザを割り当てる事ができます。
追加をクリックすると、メールアドレス形式でユーザを選択して追加できます。
セッションホストを開き、割り当てをクリックします。
先ほど登録したユーザが表示されているので、そのユーザを選択して Assignボタンを押します。
これで、ユーザが割り当てられそう。
割り当て済み欄にユーザ名が表示されます。
Windowsに標準でついてくるリモートデスクトップアプリではなく、ダウンロードインストールします。
この接続自体が、Windows標準のリモートデスクトップと同じと思っていると、中々接続できなくて困ります。
お使いの Windows のバージョンに基づいてクライアントをダウンロードします。
インストールして起動するとこんな画面です。
URLにこちらを追加します。このURLはマニュアルに掲載があります。
接続の仕方も独特なので注意が必要です。
Azure Virtual Desktop https://rdweb.wvd.microsoft.com/api/arm/feeddiscovery
次へをクリックすると、アカウントの選択画面が表示されます。
リソースにアクセス権がないとの表示
何度やっても、改善せず → この原因は先にユーザの割り当てをやっていないからです。このような状態になりましたら、前項のユーザの割り当てを行ってみてください。
ちゃんと、ActiveDirectory にあるユーザに権限の割り当てをしておくと、以下の通りマシンが出てきます。
接続できない時にはエラーが出ている可能性があります。
DomainjoinedCheck
ドメインに登録されていないというのが原因らしいのですが、改善はしたものの何がうまくいったのかよく分からない状態です。とりあえず、Windows11のイメージをやめたらうまくいくようになったと思います。
WorkSpaceを設定しておくと、WorkSpaceごとに区切られて仮想マシンが表示されます。
ログインすると、うまく稼働できます
ログインする時には、仮想マシン作成時に決めた管理者ユーザでログインしました。
VM作成時、
この正常性チェックは、セッション ホストがドメインに参加していることを確認します。このチェックが失敗した場合、致命的であり、接続は成功しません。これを解決するには、仮想マシンをドメインに参加させます。
仮想マシンがドメインに参加してないのが問題
このせいで、使用不可です。
まれに、仮想マシンを再起動させたらうまくいく事もありました。
うまくいった手段を洗いなおすと
Windows11 のイメージを選んだことが一番の問題だったように思います。Windows 10イメージを選んだところ、とりあえず接続できるようになりました。
ログインしたデスクトップ環境は英語です。
日本語設定にはなっているのですが、必要ファイルがダウンロードされておらず日本語変換はできません。
日本語キーボードを選択する事も可能です。
プリンタは通常のリモートデスクトップ同様、ローカルのパソコンに登録されているのが利用可能です。
使い終わったら忘れずに、停止する事をお勧めします。稼働している間中リソースを消費しますので課金されます。Windows上でShutdownするのと、ダッシュボード上のvmで停止ボタンを押すのは若干動作が違うようです。
停止ボタンを押し
状態:割り当て解除中
である事をしっかり確認します。