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ドメイン移管手順をまとめてみました
ドメイン、特にネームサーバがらみでトラブルと大変です。
業務で利用しているドメインが、名前解決できなくなったら大変な事になります。
そこで、ドメイン移管作業をしり込みしている方に、移管作業一連の流れをまとめてみました。
ドメイン移管って大変だし
ドメイン移管にあたっては、
- 移管元指定事業者に連絡
- 移管先指定事業者に連絡
- ネームサーバのトラブルがないか?
など、気を使わないといけないところが多数あり、移管にあたって面倒なことや、トラブルに遭遇したら大変な事もあってちょっとしり込みします。
ムームードメインへの移管手続きの流れ
指定事業者変更フロー
ムームードメインへの移行が簡単理由
現在ドメインに設定されているDNS情報がそのままムームードメインへ引き継がれます。サーバー自体が有効であれば、移管の際に、ホームページの表示やメールの利用が停止する事はありません。
この辺が明確にうたってあるので、気を使わなければならないものが一気に減ります。
ただし、この引き継がれるという表現には注意が必要
ムームードメインのDNSサーバにAレコードなどが自動的に設定が行われるわけではなく、ネームサーバが、どこにあるかという情報が引き継がれるだけです。
ムームードメインのDNSサーバを利用したければ、設定はあくまで自分でカスタム設定をいじっていく必要があります。
手順1 移行先指定事業者への指定事業者変更申請
ムームードメインへ移行先指定事業者への指定事業者変更申請を行います。
ここで、注意点があります。ドメインにも種類があり、移管申請の仕方が異なります。
属性型jpドメイン .co.jpや、.or.jpなど
汎用JPドメイン 日本語.jpなど
gTLDドメイン .com や、.org、.netなど
認証コードが必要なドメインと、必要でないドメインがあります。
ムームードメイン属性型JPドメインの場合(or.jp,co.jp,ne.jpなど)
or.jpドメインは属性型JPドメインと言われます。認証コードは必要ではありません。まずはムームードメインにログインする必要があります。
ムームードメイン指定事業者番号
■属性型JPドメイン 指定事業者名:GMOペパボ株式会社 指定事業者番号:AGKZ-0861
移行元の指定事業者に申請時に必要になる可能性有
汎用JPドメインの場合(日本語.jpなど)
日本語.jpドメインは汎用JPドメインと言われます。認証コードは必要ではありません。まずはムームードメインにログインする必要があります。
gTLDドメインの場合(.com, .org, .netなど)
移転に際し認証コードが必要になります。ムームードメイン申請前に、事前に移管元指定事業者から認証コードを取得する必要があります。
ムームードメイン認証コードとは、不正なレジストラ移管を防ぐ為に、【com】【net】【info】【org】【biz】【bz】【vc】【mobi】【in】【cc】に割り当てられている英数字文字列です。
認証コードを入力するように聞かれるのですが
認証コードは、移管前のレジストラが発行しますので、現在のドメイン取得業者に事前にお尋ねの上、移管申請をお願いします。
手順2 移管元指定事業者に移管申請
今回はOCNからの移管です。OCN for Bussinessサイトにログインし、ドメイン各種申請から
お申込みボタンを押します。
手順3移行申請メール確認
手順1で行ったムームードメインへの移行申請により
本日、ムームードメインのメニューより指定事業者変更の申請が行われました。 ◎申請内容 ================================================================== ■申請受付件数:1件 正常に申請が完了したドメイン一覧
というメールが届きました。
手順2て行ったOCNへの移行申請により、
******************************************************************* 【指定事業者変更(OCN→他社)申請 お申込みのご確認】 ******************************************************************* 日頃よりOCNサービスをご利用いただきまして、まことにありがとうござい ます。 この度、お客さまより受領いたしましたお申込内容は下記となります。 本お申込みに関してのご注意事項が以下に記載されておりますので、必ず ご確認ください。
というメールが届きました。
それぞれ処理が進み始めています。
手順4 OCN(移行元)にて承認判断
移行申し込みが行われると、待機中のお申込みという欄で、指定事業者変更(OCN→他社)というボタンが表示されます。
ここまでくるには、時間はかかりませんでした。すぐに承認/不承認判断がきています。
GMOペパボが移行先指定事業者です。
ここに間違いがあると大変な事になるので気を付けて下さい。
移管を承認します
■お申込内容 =============================================================== お申込内容 :指定事業者変更(OCN→他社)承認/不承認判断 お手続き詳細 :『承認』を選択
手順5 ドメイン移行完了連絡
メールにてドメイン指定事業者が変更された旨の連絡がありました。
1日のうちに移管作業が終わってしまいました。たぶん、何かとてもタイミングが良くってラッキーだったんだと思います。サポートの方からは3日はかかると言われていたので。
本日、指定事業者変更が完了いたしましたのでご連絡いたします。 ◎指定事業者が変更されたドメイン =================================================================== 【 ドメイン 】.or.jp 【 申 請 日 】2020/12/22 【 有効期限 】2021/07/31 ===================================================================
手順6 ドメイン設定
ムームードメインのネームサーバを有効にしたい場合は、ムームードメインのネームサーバをカスタム設定変更していかなくてはいけません。
引き継がれるというサポート情報は、ネームサーバがどれなのかという情報が引き継がれるという意味です。
移管直後はこんな状態です。
ネームサーバがOCNのサーバを利用しているという情報が引き継がれています。なので、OCNがネームサーバ設定を保持している限りは特に支障が出ません。
カスタム設定にて変更していきます。
ムームードメインネームサーバが切り替わったか?
まずはwhois検索で、該当ドメインを検索してみると、ネームサーバ欄に反映されているかどうかでネームサーバが切り替わったかが分かります。
p. [ネームサーバ] dns01.muumuu-domain.com p. [ネームサーバ] dns02.muumuu-domain.com
Linux上でdigコマンドを利用し、ネームサーバにどのサーバが利用されているか確認する事ができます。
コマンド例 dig techlive.tokyo ns
$ dig techlive.tokyo ns ; <<>> DiG 9.11.3-1ubuntu1.13-Ubuntu <<>> techlive.tokyo ns ;; global options: +cmd ;; Got answer: ;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 58718 ;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 2, AUTHORITY: 0, ADDITIONAL: 1 ;; OPT PSEUDOSECTION: ; EDNS: version: 0, flags:; udp: 65494 ;; QUESTION SECTION: ;techlive.tokyo. IN NS ;; ANSWER SECTION: techlive.tokyo. 600 IN NS dns01.muumuu-domain.com. techlive.tokyo. 600 IN NS dns02.muumuu-domain.com. ;; Query time: 11 msec ;; SERVER: 127.0.0.53#53(127.0.0.53) ;; WHEN: Wed Dec 23 04:11:01 JST 2020 ;; MSG SIZE rcvd: 93
ネームサーバの切替は10分程度で反映されました。これも反映まで数日かかるのかと思っていましたが、かなり早く反映されました。
後は、設定したホスト名が正しく正引きできるかなどを確認したら完了です。
ムームードメインを利用する際の注意点
Aレコードなどネームサーバに紐づく設定情報は自動引継ぎされない
ムームードメインのネームサーバ TTLは、3600固定
ムームードメインのネームサーバは、ネームサーバとして設定を公開するまで nslookupやdigなどで設定を確認する事はできない
ムームードメインメールは他社で、ホームページはロリポップで
メールは今まで利用しているWadaxを使い続け、ホームページはロリポップで利用したいと思います。無料SSLを利用する条件として、DNSのAレコードがロリポップにむいていなければなりません。
mxレコード → Wadaxへ
Aレコード → ロリポップへ
ロリポップレンタルサーバで、無料SSLを利用するためには、このサービスの中の、ホームページの部分がロリポップに向いている必要があります。メールは他社で利用したい場合は、種別「メール」のサービスの部分は利用しないとしておきます。
MX設定は、設定2のカスタム設定が反映されます。
メインにあたるドメインがロリポップに向いていないと、サブドメインでSSLを利用しようとしても反映されません。
移管手続きの注意点
更新手続後45日経過していない状態でトランスファーを行われた場合、期限の延長が行われないことがある。