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Untangle では標準でSSHを搭載しており、ブラウザ管理画面から有効・無効の切り替えができます。
SSHを有効にすると、リモートからSSH接続が可能となりシェルが動きます。中身はDebianです。これは非常に可能性を感じます。
手始めにtcpdump すると、この通りスカスカ動きます。
[root @ untangle] ~ # tcpdump -i eth0 tcpdump: verbose output suppressed, use -v or -vv for full protocol decode listening on eth0, link-type EN10MB (Ethernet), capture size 262144 bytes 15:03:59.481999 IP jposa3-vip-bx-006.aaplimg.com.http > 192.168.120.13.64578: Flags [.], seq 1066031127:1066033931, ack 3114584478, win 122, options [nop,nop,TS val 3745444827 ecr 1223571282], length 2804: HTTP 15:03:59.482249 IP jposa3-vip-bx-006.aaplimg.com.http > 192.168.120.13.64578: Flags [.], seq 2804:5608, ack 1, win 122, options [nop,nop,TS val 3745444827 ecr 1223571282], length 2804: HTTP 15:03:59.482500 IP jposa3-vip-bx-006.aaplimg.com.http > 192.168.120.13.64578: Flags [.], seq 5608:8412, ack 1, win 122, options [nop,nop,TS val 3745444828 ecr 1223571282], length 2804: HTTP
less などのコマンドも動きます。
Crontab
足りないものは apt-get install で取得可能です。試しにw3mを入れたらこんな感じ。
[root @ untangle] /tmp # apt-get install w3m パッケージリストを読み込んでいます... 完了 依存関係ツリーを作成しています 状態情報を読み取っています... 完了 以下の追加パッケージがインストールされます: libgc1c2 libgpm2 提案パッケージ: gpm w3m-img w3m-el cmigemo 以下のパッケージが新たにインストールされます: libgc1c2 libgpm2 w3m アップグレード: 0 個、新規インストール: 3 個、削除: 0 個、保留: 0 個。 1,166 kB のアーカイブを取得する必要があります。 この操作後に追加で 2,369 kB のディスク容量が消費されます。 続行しますか? [Y/n] 取得:1 http://updates.untangle.com/public/jessie/ stable-130/main libgc1c2 i386 1:7.2d-6.4 [134 kB] 取得:2 http://updates.untangle.com/public/jessie/ stable-130/main libgpm2 i386 1.20.4-6.1+b2 [34.4 kB] 取得:3 http://updates.untangle.com/public/jessie/ stable-130/main w3m i386 0.5.3-19+deb8u1 [998 kB] 1,166 kB を 15秒 で取得しました (76.7 kB/s) 以前に未選択のパッケージ libgc1c2:i386 を選択しています。 (データベースを読み込んでいます ... 現在 54842 個のファイルとディレクトリがインストールされています。) .../libgc1c2_1%3a7.2d-6.4_i386.deb を展開する準備をしています ... libgc1c2:i386 (1:7.2d-6.4) を展開しています... 以前に未選択のパッケージ libgpm2:i386 を選択しています。 .../libgpm2_1.20.4-6.1+b2_i386.deb を展開する準備をしています ... libgpm2:i386 (1.20.4-6.1+b2) を展開しています... 以前に未選択のパッケージ w3m を選択しています。 .../w3m_0.5.3-19+deb8u1_i386.deb を展開する準備をしています ... w3m (0.5.3-19+deb8u1) を展開しています... man-db (2.7.0.2-5) のトリガを処理しています ... mime-support (3.58) のトリガを処理しています ... libgc1c2:i386 (1:7.2d-6.4) を設定しています ... libgpm2:i386 (1.20.4-6.1+b2) を設定しています ... w3m (0.5.3-19+deb8u1) を設定しています ... libc-bin (2.19-18+deb8u9) のトリガを処理しています ...
コマンドラインからgoogleにアクセスするのもできました。
[root @ untangle] /tmp # w3m www.google.co.jp
Debianバージョンを調べると Jessie が利用されています。
[root @ untangle] /tmp # cat /etc/debian_version
8.8
Cronもこの通りちゃんと動いてくれるし
# m h dom mon dow command
*/1 * * * * sh -c “ls -l /tmp > /tmp/tmp.txt”
[root @ untangle] /tmp # cat tmp.txt
合計 20
-rw-r–r– 1 root root 0 8月 13 01:45 intrusion-prevention-update.ran
drwx—— 2 root root 4096 7月 31 01:46 pulse-PKdhtXMmr18n
drwxr-xr-x 2 root root 4096 7月 30 11:06 pyconnector
-rw——- 1 kiosk kiosk 65 7月 30 11:07 serverauth.JoOvf1aIRk
drwx—— 2 kiosk kiosk 4096 7月 30 11:07 ssh-m8qt3okmnZS8
-rw-r–r– 1 root root 0 8月 13 15:19 tmp.txt
drwxr-xr-x 3 root root 4096 7月 30 11:06 velocity
untangle のUTM機能に加えてSSHでDebianのシェルを動かしながら管理する事も十分可能なようで、利用方法として非常に可能性を感じます。