普通に無線LANとして利用できるSSIDを作成してみます。
WPA-PSK認証
一般家庭で利用されている無線LANルータの設定はあんあり意識することなくできますが、Ruckusは設定できる項目数が多いのでとても、複雑に見えますし、VLANなんか構築しているネットワークでは、やっぱりネットワークの事が分かっていないとちょっと設定は無理です。
WLANにて新規作成
名前・SSID を決め
標準の用途
方式は OPEN
暗号方式を決めてチェックをいれます。
VLAN IDを入れてその無線に接続してきた時には指定のVLANグループに入るようにします。
パスワードも決めます。今回はフリースポット目的のため、WPA-Mixedで少し低めのセキュリティ設定で、WPA2に対応していない機器も接続できるようにします。また、パスフレーズも数値のみの簡単な値にします。
WLAN GROUPに組み込み
WLANグループに入れ込みます。すると、それに割り当てられているアクセスポイントで上記で作成したSSIDが有効になります。
RADIUS認証したい
Windowsサーバと連携し、Windowsに登録してあるユーザ名・パスワードで無線LANを認証させる事ができます。
WLANの設定から、認証サーバ新規作成
RADIUS設定したWindowsサーバのIPアドレスなどを指定します。
VLANオーバーライド
知っておくと大変便利なのがVLANオーバーライド機能です。敷地内に建物がたくさんあり各所でサブネットを切ったVLANが多数存在するとします。
その中でVLAN配下で1つのSSIDで敷地内どこでも利用したいといった場合、VLANごとにSSIDごとにを作成するのはとっても面倒です。
その面倒さを払しょくするのがVLANオーバーライドになります。
該当するワイヤレスLANグループを選択し編集ボタンを押します。

そのワイヤレスグループに所属するWLANが一覧できますので、その項目の中のVLANオーバーライドから、VLANをオーバーライドして、1つのWLANで所属するワイヤレスLANグループによって、VLAN IDを変える事が出来ます。
