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試験環境
既存ネットワークが、Cisco WS-C2960L-8PS-JP によって構築されています。その配下に、
- Buffalo BS-GS2008P
- Ruckus R510
にて、試験環境を構築。既存ネットワークから試験環境のHUB,R510に接続できるように設定します。
BS-GS2008P設定
レイヤー2モード
レイヤー2モードで利用します。このハブはL3としても稼働しますが、今回はそこまでの要件はないので、インテリレイヤー2という形で設定していきます。
タグVLAN設定
タグVLANの設定が可能です。
この際、VLAN ID 1000を利用します。このVLAN IDは管理VLANとして利用したい場合、1000を利用しているのですが、管理VLANは1でしか設定できないなどの決まりのあるインテリHUBもみかけます。
BS-GS2008Pは、管理VLAN設定機能があるので、VLAN1000を作成し、管理VLANにチェックを入れる事で、VLAN ID1000からも管理画面を開く事ができるようになります。
ポート設定は、VLAN IDごとに必要なポートを自由に設定可能です。
VLANの設定状況はこんな感じ
T: Tagged
U: Untagged
です。PVID は、メインにしたいVLAN IDを設定します。PVIDとはuntaggedフレームを受信したときに適用するVLAN IDのことです。
Ruckus R510の設定
Ruckus R510の設定は
Configuration → Internet
で行います。管理VLAN IDは、Management VLAN: と表現されています。
※IPv4 DNS Mode: をManual にしていると、ZD1200で承認した後切断状態のままになってしまいました。
Configuration → Ethernet Ports にて
Trunk Portを作成します。
Trunk Port : トランクポートは複数のVLANに所属するポート、主にスイッチ同士を接続する際に使用するポート。1つのタグなしVLANと複数のタグ付きVLANを同じポート上に存在させる事ができます。
Access Port: アクセス ポートは1つのVLANだけに所属するポートです。
参考 General Port
General Port: 複数のタグなしVLANと、複数のタグ付きVLANを同じポート上に存在させる事ができます。Trunck Portとの違いは、「複数の」タグなしVLANを同じポート上に存在させる事ができる事です。
R510では、VLAN UNTAG IDを1つ選ぶ事ができますが、General Port設定にすると、さらにMembersが選択でき、範囲を指定して、そのVLAN IDをUNTAGとして利用できるようになります。
参考 Taggedと、Untagged どちらも混在
Buffalo GS2008P の各ポートのVLANは以下のように設定してあります。
R510の設定をTrunk Port設定にしている場合
port 1,8 はR510はタグVLANのポートとして動作し通信できます。
port 7 に接続した場合、1つのタグなしVLANが働きR510はUntaggedポートとして動作し通信する事ができます。
余談
port 2-6 は、PVID 1の、Untaggedeポートとして設定してあり、同じスイッチ上にR510,PCを配置して同じセグメントでのIPアドレスを振れば通信可能です。この時は、R510はUntaggedポートとして稼働しています。