SWX2110-5Gの初期設定Yamaha LAN Monitorを利用し他メーカのインテリスイッチとタグVLAN

ネットワーク

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Yamaha LAN Monitorは、パソコン上でヤマハスイッチやヤマハ無線LANアクセスポイントの情報や接続機器を監視、制御します。

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SWX2110-5G

Yamaha LAN Monitorを起動

何も設定していないSWX2110-5Gをパソコンに接続。ネットワークをイーサネットに設定、リストにすると、SWX2110-5Gが表示された。

設定項目

マニュアルを見る限り、IPアドレスの設定項目はない。L2スイッチだからIPアドレスを持たないという考え方なのかな。Tagは利用できるようです。

名前の通りシンプル設計ですね。

注意 SWX2110-5Gの初期IPアドレス

SWX2110-5Gは、IPアドレスを持てない機器のようです。なので、いくら初期IPアドレスを探しても出てきませんし、IPアドレス設定画面もありません。YAMAHA独自のプロトコル、L2MS(Layer2 Management Service)とは、ヤマハネットワーク機器をレイヤー2レベルで管理する機能を利用して設定する事が可能です。

参考 L2SM

この真価を発揮できるのはYAMAHAルータ配下にYAMAHA-L2スイッチを配置する事で自動的にLANマップの作成をしてくれたり、YAMAHAルータからLANマップに表示されたL2スイッチのコンフィグにアクセスする事ができるようになります。

参考 LANマップ機能

TaggedVLANテスト

タグVLANがどのように設定できるかテストしてみました。

先日のRuckusR510テスト構成に加えた形です。

Ciscoと、Buffaloの間にYAMAHAスイッチを入れて、tagVLAN通信を試してみました。

まずはVLANを登録します。

管理用のVLAN ID:1000を登録します。

ポート1,5をトランクポートにし管理VLAN ID 1000を割り当て、

CiscoからきたLANケーブル(Tagged)と、BuffaloへLANケーブル(Tagged)で接続します。

すると、既存ネットワークから、BUffalo BS-GS2008Pにアクセスできるようになりました。

ネイティブVLANに注意

ネイティブVLANとは、トランクポートに設定したLANポートで、受信したタグなしフレームを所属させるVLANのことです。LANポートをトランクポートとして定義すると、デフォルトVLAN(VLAN #1)がネイティブVLANとして設定されます。特定のVLANをネイティブVLANとして定義することも可能です。
該当LANポートでタグなしフレームを扱わないようにしたい場合は、ネイティブVLANをなしに設定することも可能です。

VLAN

ネイティブVLANにVLAN ID 1000を割り当てると、タグには未参加となります。この状態ですと、相手ポートがTaggedになっている1000のタグVLANの通信はできなくなります。

まとめ

YAMAHA シンプルL2スイッチは、IPアドレス設定ができません。(私がやり方が分からないだけなのか?)Yamaha LAN Monitorを利用し設定する必要があります。

真価をはっきするのは、YAMAHAルータ類と合わせネットワーク構築する時です。YAMAHAルータには、L2MSマネージャーを利用して配下にあるYAMAHAスイッチをコントロールし、LANマップなども適時作成してくれます。

私の環境のようにたくさんのメーカのスイッチ類、ルータ類を利用している環境ですと、Yamaha LAN Monitorで設定は可能ですが、セグメントが違うネットワークにあるYAMAHA シンプルL2スイッチの設定を行う事ができません。

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